六本木のアーティスト・イン・レジデンスに潜入してきた

2014年4月19日14時42分 アート&カルチャー

DSC_8035
2014年4月2日、アートディレクターの川上シュンが主催するパーティー『A SALON 02』がウエストミンスター六本木の一室にてシークレットに開催された。会場となったのは、川上が代表をつとめるartless Inc.と英国のデベロッパー、グロブナーのコラボレーションにより、新たに始動した、The Art Residencyプログラムの実施されている場所だ。

DSC_8130ウエストミンスター六本木は、英国のデベロッパーであるグロブナーが手がける高級マンション

DSC_8124部屋には、川上シュンの作品も展示されている

DSC_8067
Frank le Petit (K-NARF)

The Art Residencyプログラムに招かれた最初の滞在者は、フランス生まれのインディペンデントアーティストである、フランク・ル・プティ(K-NARF)。彼は、1998年から日本、オーストラリア、シンガポール、アメリカなど様々な国に在住。作品は、スコッツデール現代美術館、シドニー美術館、日本文化芸術財団、パリのイッセイミヤケなどで展示されている。

DSC_8021部屋のバスルームを暗室に見立てたインスタレーション。実際彼はここで制作している

今回のパーティでは、彼の写真作品が展示されたが、それはよく見る普通のプリントではない。デジタルカメラで撮影された写真は、インクジェットプリントされ、さらにその表面にビニールテープを貼り、そして、剥がすことで、独自のヴィンテージプリントのような質感を湛えたオリジナル作品となっていた。

DSC_8016彼が使用しているカメラ

DSC_8128このプリンターも実際使用しているという

DSC_8129

DSC_8042

DSC_8050

新しいものを古いものに見せている彼の作品は、一瞬を切り取り、過去にしてしまう写真の性質をある意味体現しているかもしれない。また、新しいものばかりを評価する現代社会への批判的メッセージにもとれる。

フランクは、6月までこの部屋に滞在する予定で、滞在中は東京を撮るそうだ。2014年5月9日に中目黒にオープンする、0fr.TOKYOというブックストア&ギャラリーで、彼を中心とするアーティストたちのワークショップが開催される予定。気になる人はチェックしてほしい。0fr.TOKYOは、パリのアーティスト、クリエイター達が大きな信頼を寄せるブックストア、0fr.PARISの初めての東京での店舗となる。

A SALONは、独自のネットワークから多様なバックグラウンド、センス、知識、経験を持ち合わせた「ヴィジョナリー」をゲストとして招待し、未来へのビジョンやネットワークの広がりを共有するシークレットのプライベートパーティー。今回のA SALONの開催テーマは「桜」。パーティーは、フードスタイリストの横塚美穂による春の魅力満載の料理や、フラワーデザイナーの川原伸晃によるフラワーアートで彩られ、訪れた人はワインや料理を片手に、アート作品や歓談を楽しんでいた。

IMG_5018 のコピー春らしく華やかな手まり寿司 photo by 新田理恵
IMG_5037 のコピーパンには桜のコンフィチュールが photo by 新田理恵
DSC_8127

DSC_8109
DSC_8112
DSC_8036ゴージャスな桜のフラワーアート

0fr.TOKYOの詳細はこちら
フランク・ル・プティ(K-NARF)の詳細はこちら
川上シュンの詳細はこちら
ART RESIDENCY in THE WESTMINSTER ROPPONGI
THE WESTMINSTER ROPPONGI

タグ: , , , , ,