山口小夜子に捧げる宇川直宏の映像作品が今夜、世界初配信

2015年6月22日17時12分 アート&カルチャー, 音楽

2015.04.05.小夜子の世界夜話4.TEROP

数々のデザイナー、アーティストのミューズとして、「着る」ことをパフォーマンスにまで高めたアジア初のトップモデル、山口小夜子。現在、東京都現代美術館にて開催されている『山口小夜子 未来を着る人』は、彼女が2007年に急逝するまでの鮮烈な生涯を大々的に紹介する展覧会である。同展ではアーカイブによって辿るセクションを設置するとともに、晩年の彼女とコラボレーションを行い、ともに時代を歩んできた作家たちの新作インスタレーションが展観されているが、その作品のひとつである宇川直宏による3時間半の映像作品『小夜子の世界夜話』が、今夜20時よりライブストリーミングサイトの『DOMMUNE』にて配信される。

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同映像作品は、『DOMMUNE』のフォーマットに乗っ取った「山口小夜子に捧ぐ山口小夜子番組」。「もし存命であれば絶対DOMMUNEでレギュラー番組を依頼していた」と思い耽る宇川が、「小夜子さんに観て頂くためだけの小夜子さん番組」とのコンセプトのもと制作し、その映像をうつし身である小夜子マネキンに視聴してもらう、という設定で現在展示中の美術作品である。番組の内容は、トップモデルとして生きた70年代から、資生堂の専属モデル時代、そして寺山修司や勅使河原三郎や山海塾らと、舞踏や演劇に積極的に参加したパフォーマー時代、そして晩年のオルタナティブアーティストとしての彼女の個人史を辿るかたちで、展示を企画した東京都現代美術館学芸員の藪前知子を司会に、豪華ゲストとともに振返る。

2000年には山口小夜子とSUNZU(三途)というバンドを組んでいた宇川が「”未来に向けた日本の普遍的なる美意識”として生き続け、”多様で底知れぬ霊的なメディア”として存在し続ける山口小夜子に捧げる神秘の4時間DOMMUNE!!!!!今度は残された我々が山口小夜子を着こなす番なのだ!!!!」と渾身の想いを込めた大作を見逃さないようにしよう。

『DOMMUNE 小夜子の世界夜話』詳細
6月22日(月)
20時00分〜24時00分

第一部(Talk Part)
『POPアイコンとしての山口小夜子(トップモデルとして)』
出演:下村一喜、丸山敬太
『資生堂と山口小夜子(エキゾチックミューズとして)』
出演:天野幾雄、富川栄
『演じる山口小夜子(パフォーマーとして)』
出演:天児牛大、藤本晴美、林英哲
『オルタナティブ・アーティストとしての山口小夜子(アーティストとして)』
出演:立花ハジメ、中西俊夫、ヴィヴィアン佐藤、宇川直宏(声の出演)
司会:藪前知子

第二部(Live Part. 1/追悼)
『Memorial Peformance 1:A.K.I.PRODUCTIONS』
『Memorial Peformance 2:山川冬樹』

第三部(Live Part. 2 / 法要)
『2015.05.30「小夜子 光と闇の夜」at 東京都現代美術館エントランスホール(約15分)』
『Requiem for the Wearist/「ウェアリストに捧ぐレクイエム」演奏:宇川直宏 with ハチスノイト』

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